股 関節の痛みに悩まされている人はたくさんいます。
その痛みはなんなのか?どうすれば解消されるのか、股関節の病気について紹介しています。
股 関節(こかんせつ)は、股にある関節です。私たちは200以上の骨でできています。その骨と骨をつないでいるのが関節です。関節には平面関節や球関節などという種類があります。股 関節は寛骨臼と大腿骨頭から成る体内最大の関節であり、球状関節に分類されるのですが、臼状関節といわれています。簡単に言えば、股 関節とは、ふとももの骨(大腿骨)の頭の部分がまるい球状になっていて、その骨の頭の球状部分が骨盤のくぼんでいるところにはまって、股関節を構成しているのです。股関節は、体を安定させ体重を支えるというとても大切な役目も果たしています。私達か体を動かすことにおいてとても重要な働きをしてくれている股関節ですが、なにより体の重みがかかる関節ですので、もし病気を発症する日常生活に大きな影響がでてしまうことは言うまでもありません。そうならないためには日々のケアがとても重要になってくるのです。
股関節に関する病気には、変形性股関節症や先天性股関節脱臼、などがあります。 先天性股関節脱臼は赤ちゃんの時にわかる病気で3〜4カ月健診で発見されることが多いです。先天性股関節脱臼は股関節がずれたり、はずれたりなどの脱臼を起こす病気で、完全にはずれている完全脱臼、関節がはずれかかっている亜脱臼、股関節の屋根に当たる部分の発育が悪い股関節臼蓋形成不全の3種類があります。 股関節脱臼は女の子に多く、男の子の約10倍の頻度で起こるといわれています。変形性股関節症は、なんらかの原因で股関節の軟骨がすり減って痛みが出たり歩行困難になる病気のことです。先天性股関節脱臼を患った人に多く、これは脱臼の整復不完全で求心位不良となってしまい、それが原因で臼蓋形成不全(股関節の屋根が足りない状態)がおこり、少ない面積で体重を支えることになり変形性股関節症に移行していくことが多いようです。
股 関節の病気、変形性股関節症などになってしまうと痛みをとる方法は内服かシップ、股関節への負担を軽くするために減量したり、筋力トレーニング(いわゆるリハビリ)することになります。これらは保存療法と呼ばれているもので、症状によっては手術が必要な場合もありますので、しっかりと診察してもらってください。手術をする場合はその股関節の状況によって変わります。60歳以上の方で変形股関節症が末期になると自骨による手術は出来なくなります。この場合は人工股関節への置換しかありません。現在の人工骨の耐用年数は10〜20年程度なので、若いうちに人工骨にすると何回か再置換が必要になってしまうので60歳以上という規定があるようです。そうならないためにも、痛みが出る前から、自分の股関節の歪みを自覚して、ストレッチや整体などで歪みを正して股関節をやわらかくしておくことが大切になってきます。